肥後こまって?

●こまの形状は12種!
熊本城城主・加藤清正公より約400年の歴史を誇る伝統工芸品。当時は武家の子弟遊びでした。
幼稚園児でも回すことのできる「ひねりごま」から、大人でも難しい「ちょんかけごま」。老若男女楽しむことが出来るのがこのこまの特徴です。

●お正月にこまを回すのはなぜ?

「一年がうまく回りますように~」

「経済が回りますように~」

と願いを込めてお正月に回す文化が残っています。

 長く回れば回るほど、運気も向上すると信じられていました。

『ちょんかけ』は世界一難しいこま!?

世界一回すのが難しい、世界一高く上がる、そして世界一宙に浮いていられるこまと言われているのが「ちょんかけ」です!佐藤兄弟も基礎技を覚えるのに小学2~6年、約5年かかりました。今でも新技を考えるほど、奥が深いこまです。

※熊本市無形文化財にも指定されています。

技の種類は組合せで100種にも!

「ちょんかけ」には基礎技が約25種あります。組合せは様々~。世界に類を見ないアクロバティックなこまで「ツバメ返し」や「鶯の谷渡り」「鯉の滝登り」などは、観る人を魅了します。


子供達のヒーローに!

伝統芸能アーティストとして世界でも活動する佐藤兄弟は、いつでもこども達の人気者。熊本地震時はボランティアで各学校を回り、こま遊びでこどもたちを笑顔にしました。身体全体を使って繰り広げられる演技にこども達の目は釘つけ。